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アルマたちと絆の樹(小説)

アルマたちと絆の樹 プロローグ~第1章

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序章

2011年。
トロン博士が発見した不思議な卵を巡り様々な守護魔たちと出会いと騒動が起こる。
やがて不思議な卵の正体と守護魔たちの役目が明らかになり新しく誕生することが出来た守護魔・ウルゥ。

そして、無事に2012年の年を明けることになった。

・・・しかし・・・




アクロニア大陸中心の貿易都市アクロポリスシティその地下遺跡の奥の奥にて。

「ウルゥ様、予想通り現れました」
静かな地下神殿に響く声の正体は執事服姿の守護魔ロウゲツ。

「ええ、でも大丈夫。あの子たちならきっと・・・」
優しく微笑む新しく誕生した守護魔を統べる守護魔ウルゥ。




2012年になったアクロニアに再び事件が起きる・・・




第1章 初めてのお友達




ここはアクロニアの中心都市アクロポリスシティ。
多くの人々が出会い、別れる街。
その一角にある黒く塗りつぶされた漆黒聖堂前の噴水広場で冒険者たちの賑わいを見せていた。


1月A

「祓いたまえ~、清めたまえ~!」
そう唱えながら手には巻物を巫女服姿にウサギの耳をつけた少女がそこにいた。

「明けましておめでとうございます!」
元気よく挨拶する少女に答え、通り過ぎる人は次々と新年の挨拶をしていく。


「こんにちは、ご機嫌いかがですか?」
ふと私に気づいたのか近寄って来て挨拶をするが、この子が何者なのかわからなかった。


「あ、そういえば、この姿でお会するのは初めてでしたね」
「私です。守護魔ムツキです」

守護魔ムツキは去年の1月に出会った守護魔である。
去年、不思議な卵を守護するための札を盗られてしまい、その時に助けてあげたのを思い出した。
でも、何故ヒトの姿に?

「フシギな卵が持っていた『願望を具現化する力』が私たちにも使えるようになったのです」

「『街で活動するなら人の姿でいたほうよいですです』っと、トロン博士がおっしゃいましたし・・・」

「それに新しい年を新しい姿で迎えたかったのです」
あなたやトロン博士と一緒の、人の姿で・・・

「今はこうやって、今年も元気でいられますよう祈っております」
「祓いたまえ~、清めたまえ~!」


ムツキは大幣を左右に振り再び唱え始め終わると少し困った顔をした。


「あの・・・実はあなたにお願いしたいことがあるのです」
大幣を傍にあるベンチに置きムツキもベンチに腰掛けると改めて言う。

「このアクロポリスシティに『闇』の力が入り込もうとしているのを感じています」
「・・・ただ、闇の力といっても危険な意志を感じません。少なくとも今のところは・・・」
「でも、何かたくらみがあってこの街に探りに来ているのかもしれませんし・・・」
「それにもう1つ、かすかに・・・ですが別の奇妙な気配も感じられるのです」
ヒザの上に置いた巻物が少し黒い光を出していた。
この巻物がその闇の力に反応しているのだろうか?

「式紙たちに色々と調べてもらっていますが、聞く言葉は『不審な点は見当たらない』の一点張りでしてね・・・」
式紙とは、先ほどからムツキの頭の周りを飛んでいる紙のことだろう。

「もしかしたらモンスターがヒトに化けている可能性もあるのかもありません・・・」
「街の人たちに危険が及んでいたら大変です」
「そこで、あなたにお願いをしたいのですが、アップタウンの北の方角に何か『あやしいもの』がいないか調べてきていただけませんか?」

「・・・もう、かなり近くまで来ているかもしれません」
『不安』という文字がムツキを深刻な顔にしながら自分の足元を見ていた。

私はそれを見ると断れずにはいられなかった。
引き受けるっとムツキに言うと。

再び立ち上がりお辞儀をして「お願いします」と言った。

「闇の力は、密やかに忍び寄り突然襲い掛かるもの」
「制御しようにも不安定で暴走しやすいとても危険な力です」

「お願いする私が言うのもどうかとは思いますが、くれぐれも、お気をつけて・・・」
「無理はなさらないでくださいませ」









アップタウンの北側というと北可動橋から北アクロニア平原のことなのか?
とりあえず、北を中心に捜索することにした。

青い装飾が目立つ北可動橋には、それなりに特に北国ノーザンからの人々が行き来していた。
やはりモンスターや『闇の力』をもつ『あやしいもの』は見当たらず平原を探すもやはりいなかった。

数分経ち、やはり何もいないことを再びムツキに報告しようと思い北門を通ろうとした瞬間、
私の後ろ服を掴みグイグイと優しく引っ張る小さな女の子がそこにいた。


「そこのあなた『つうこうしょう』を持っているのね」
「それを私に頂戴」

漆黒の翼、黒のシックなワンピースに頭には黒のカチューシャにヘッドリボンをつけ、ミルクティー色のロングヘアにウサギのぬいぐるみを抱いていた。
7、8歳の少女が、ぶしつけにも私のアップタウンへの通行証に手を伸ばし掴み取った。

いや、ぶしつけにも程がある。

もしかして新手のスリか?いや、でもスリなら「頂戴」とわざわざ言わなくてもいい気がするし。
そう思いながら取られないように通行証を持つ手に力を入れていたため少女は取る事が出来ずに諦めてようやく手を離した。

一息ついて、どうして取ろうとしたか訊くと・・・

「知らないわ、そんなの。私はただ「街」に入りたいだけなのに・・・」
「!・・・あ・・・だめっ・・!」

ぬいぐるみを抱いた少女の全身が黒く光ると慌てて北アクロニア平原のほうへと逃げていった。
走り去る少女を見つめながら、もう一人の少女が後ろから現れこう呟いた。

「今の力・・・やはり、あれは・・・」
「・・・ッフ、お前は追わないのか?」

黒のストレートヘアに黒い猫耳をつけ、黒のチェックリボンコートを着て靴下は右だけズレていて少し下がっている黒の縞々ニーズソックス。
ただ、違和感なのは言動と服装のギャップがあったせいだろうか。

その少女も先ほどのぬいぐるみを抱いた少女を追いかけ走り去ってしまった。

わけがわからないが何かあると思い私も北アクロニア平原へと向かった。








北アクロニア平原には人が少なく商人やクエストの受付をするお姉さんに鑑定士、精製士のお兄さんがいつものようにいる。
唯一の建物と言えば街から少し離れた街道沿いにある初心冒険者のための学校がそこにあるだけだ。
その学校の正面にある掲示板を見つめる、先ほどのぬいぐるみを抱いた少女がジッー、と見ながら中へと入っていった。

それを見ていた私と黒の猫耳をつけた少女も後から入る。

1月C

この学校で習うのは冒険のための冒険に関することを教えるための学校である。
今も授業中らしく先生らしき女性が教卓の前に立ち教えていた。

そんな普通の授業風景を壊すがごとくズカズカと入るぬいぐるみを抱いた少女。

「あら?こんにちは。何かわからないこと・・・」
きっと、ぬいぐるみを抱いた少女を初心者冒険者と思ったのだろうか。
いつものように行き先が困っていた冒険者にアドバイスをしようと声をかけたが・・・

「『つうこうしょう』を頂戴」
ぬいぐるみを抱いた少女の、この一言で先生の声は一旦途切れた。

『つうこうしょう』の意味を少し考えたのか数秒間、先生は止まった。

「・・・ああ、アップタウンへ行く門の衛兵に止められたのね?」
「そうよね・・・アクロポリスシティは自由貿易都市・・・」
説明が続くと思いきや、またしても先生の言葉はぬいぐるみを抱いた少女に遮られた。

「『自由貿易』のことは聞いてないわ」
「『つうこうしょう』を頂戴って言ってるのに関係ないことばっかり話して、あなたバカなの?」


「こらっ!人に頼みごとをするならちゃんとした言葉を使いなさい!」
ぶしつけに言い、更に「バカ」と言われれば、さすがに叱られるだろ・・・


(びくっ・・・!)
大声を出した先生に驚いたのかぬいぐるみを抱いた少女は全身をブルッと振るえ・・・
ぬいぐるみを抱いた少女の姿が変わり黒い羽根が舞う『ダークフェザー』と呼ばれるモンスターの姿になった。

「え、モンスター!?」
「きゃああああっ!」

先生のあまりな大きな悲鳴に外からも聞こえたのか、学校の窓から一人、もう一人は入り口からバンッと戸を開け現れたのは、窓からは黒の猫耳をつけた少女、入り口からはムツキが同時に現れた。


「させません!」
とムツキ。

「待て!」
と黒の猫耳をつけた少女。


同時に出たことにその場にいた誰もが驚いた。
生徒も先生もぬいぐるみを抱いた少女も。

「!?」

「闇のものよ。人を傷つけるのなら、あなたを祓います・・・?!」
そう言いながら巻物を取り出し、戦闘体制へ入ろうとしたムツキが言うがようやく自分と同時に入ってきた黒の猫耳をつけた少女に気づく。

「・・・!?」

「あなたも『闇のモノ』なのですか?」
ムツキは光る巻物を黒の猫耳をつけた少女に向けながら警告する。


「お前も人ではないな?」
黒の猫耳をつけた少女は冷静にムツキをじっと見つめ訊く。


「・・・?」
「あなたたちは一体・・・?」
「もしかして、あなたたちもその子と同じモンスターなの?」
その間に落ち着きを取り戻したのか、先生が口を開き聞き出す。


「私は違います」
ムツキは戦闘体制のまま凛と言う。

「私も違うぞ。それとこいつはモンスターじゃなくて、その・・・」
黒い猫耳をつけた少女は一瞬口ごもる。
そして、教室の端にいる私に目を向けた。


先生の目が自分にも向いた。


「そうだ!この子は迷子なんだ」
「私はこの子の親を探していてね」
「今のも驚きのあまり変身アイテムを使ってしまったんだ」
苦しい言い訳を放つ黒い猫耳をつけた少女。

いくらなんでも、それじゃ怪し過ぎる。


「まあ、そうだったのですか!」
「そうとも知らず、取り乱して申し訳ありませんでした」
どうやら全く気づかないどころか疑いもしなかった。

良い人過ぎるぞ、先生。
それとも脳内で暗黙の了解をしてしまったのだろうか・・・


「驚かせて申し訳なかったがそういうことだ」
アハハっと笑う先生と黒い猫耳をつけた少女。


「すぐに出て行くから、私たちのことは気にしないで授業を続けてくれ、先生」
そう言い私、ムツキとぬいぐるみを抱いた少女の背中を両手でまとめて押し外へと出る。








再び北アクロニア平原へと出る4人組。
学校の少し離れた広場に向かう。

「ヒトなのは一人だけみたいだけど、あなたたち何なの?」
ぬいぐるみを抱いた少女は近くにあるパーティー広場にある椅子に腰掛けて問いだす。

「お前こそ何者だ?」
黒い猫耳をつけた少女も初めて会ったが如く問いだす。


「えっ?あなたが先ほど迷子だと・・・」
ムツキは湯飲みと急須を魔法で取り出し事件は解決したかのように、のん気にお茶を飲みながら聞いた。


「あぁ~、あれはあの場を収めるためのウソだ」
「えっ?えっ・・・?」
ムツキは現状が理解してなかったらしい。

「私が質問しているのに質問で答えるなんて、あなたバカなの?」
ぬいぐるみを抱いた少女はちょっと怒り気味で言う。


「馬鹿ではない私のことは・・・『シャノワール』とでも呼ぶがいい」
黒い猫耳をつけた少女改め、シャノワールは今思いついたように言う。

「私はムツキ、守護魔ムツキと申します」

私も名乗った。


「それで、あなたは一体・・・?」
とムツキはお茶を飲み続けたが次のぬいぐるみを抱いた少女の一言でむせた。


「わたしはダークフェザー、この子はウィリー・ドゥ」
「ヒトのことを知るために人がたくさん集まる『街』に入りたいの」


「(ダークフェザー・・・確か北の国にもいるモンスターの名だがこいつは「どちら」だろう・・・?)」
シャノワールは少し疑い深くダークフェザーを見た。

「ダークフェザーさん、あなたはなぜ、ヒトのことを知りたいのですか?」
ムツキは落ち着きを取り戻したが攻撃はしようとせず理由を訊いた。


「・・・まだ分からないわ。だから、私は知りたいの」
「ヒトのこと、この世界のこと、私がまだ知らないたくさんの素敵なこと」
「『知りたい』っていうこの気持ちのことも」
「・・・何より『私自身』のことも」


「・・・!!あなたから微かに感じる、この力の気配は・・・!」
ムツキは何かを感じたのか、巻物も黒く光っていたが今は青く光っていた。

「・・・ダークフェザーさん、もしかして、あなたも『卵』の力を・・・?」



「たまご?わからないわ」
「でも、街に入ればいろんなことがわかるんじゃないかしら・・・?」
「なぜだか、そう思うの」


「・・・わかった。君がアップタウンへ入れるように私も協力しよう」
「『偽造通行証』があれば守衛を騙すのは簡単だが・・・あれを手に入れるのも結構面倒でな」
「私が見たところ・・・あの北門守衛は何か悩んでいたようだ」
「助けてやれば、たぶん門を通してくれるだろう」
シャノワールは了承し、守衛をやり過ごす方法を提案した。


「シャノワールさん、それはどうでしょうか・・・」
「人を助けるのは私も賛成です。でも、恩を着せて見返りを求めるのではなく」
「冒険者さんたちのように街の人たちからの信頼を得て、正々堂々と『通行証』を手に入れるべきだと思うのです!」
と反論するムツキ。


「北門守衛の悩みは放っておいていいのか?」
さらに反論するシャノワール。


「それは・・・その・・でも・・・」
少し口ごもるムツキ。


「わたしは『街』に入れればどっちでもいい。早く案内して」
それを急かすダークフェザー。


さて、どちらを選ぶか・・・







北稼動橋の騎士団駐留所端からこっそり北守衛を見つめるシャノワール。
「さて、どうやって悩みを聞き出そうか・・・?」
「わかりやすい独り言でも言ってくれればいいのだが、さっきから溜息ばかりだな」
策を講じるも中々良い案は浮かばない。


「羽根占いで調べられるわ。何を失くしたのか、それがどこにあるのか」
「そうよね、ウィリー・ドゥ」
ダークフェザーは自身が抱いているぬいぐるみに聞く。


「まあ、ダークフェザーさんにはそんな能力が・・・?」
ムツキは手で口に当て驚く。


「魔力を帯びたものだったら確実にありかがわかるわ」
「でも、魔力がないものだと、ちょっと分かりにくいの」
「だから、もっと羽が必要なの。そうね・・・『コッコーの羽』が20枚くらいあれば、『街』のどこにあっても
見つかるはずだわ」
ダークフェザーは指で数えながら羽の枚数を数えていたがウィリー・ドゥが落ちそうになったのでやめた。


「わかったムツキは『コッコーの羽』を10枚集めてきてくれ」
「残りの半分は私が集めてくる」

「わかりました」
シャノワールとムツキは互いに了承した。


ダークフェザーはシャノワールをじっと見つめていた。
「シャノワールはどうして助けてくれるの?」


「ん~・・・そうだな・・・どうしてだろう・・・」
「強いて言うなら君のことを他人だと思えないから、かな」
腕を組み少し悩むが答えは適当なものを選んだ。


「私は他人だと思うわ。私とあなたは違う個体だもの」
ダークフェザーは口元をウィリー・ドゥで隠しながら呟いた。

「そういう意味ではないのだがな・・・」
とシャノワール。


数分後、ムツキと私でかき集めてきた『コッコーの羽』10枚をダークフェザーのもとへと渡した。


「私も集めてきたぞ。これで羽根占いができるのだな?」
残りの10枚もダークフェザーに渡すシャノワール。


「ええ、それじゃ始めるわよ。いいわね?ウィリー・ドゥ」

ふぅ・・・と一息ついてコッコーの羽とウィリードゥを地面に置き、ダークフェザーは呪文を唱え始めた。

羽根よ・・・大気をつかむがごとく・・・
あの者の思念をとらえて頂戴・・・



ダークフェザーの黒い羽根が空を舞い踊り光を発しダークフェザーの足元には黒い魔法陣が浮かび上がった。
次いでウィリー・ドゥが動き出し魔法陣の周りで踊りだした。
その後もダークフェザーはブツブツと呪文を唱え続け終わると・・・

コッコーの20枚の羽根が動き出しサラサラッと羽根ペンのように空中に舞い次々と何もない空中で光る字を書いていく。


「羽根がひとりでに動いて、これは・・・」
「何かを書いているのですか?」
ムツキはダークフェザーと20枚の羽を見続けながら呟く。


文字が全部出ると、20枚の羽根は次と次と羽で掃除するように文字の配列を変え、やがて1つの文章が完成していく。

その一文は今のアクロニアには存在しない文字。
古代文字であるため見ていた私を含めた3人は何て書いてあるか読めなかった。

ダークフェザーはしばらく閉じた口を動かし、その一文を音読した。

金属と石で出来た人が指にはめるもの

「それを失くしたからあいつは苦しんでいるみたいね」
ダークフェザーは溜息をついた。

「・・・指輪、だな。どこにあるのかもわかるのか?」
続けて占うようにダークフェザーに聞き出すシャノワール。


「わかるわよね、ウィリー・ドゥ」
魔法陣の周りで踊っているウィリー・ドゥは首をコクリと頷き、再び踊りだす。


羽根よ・・・風を切り裂くがごとく
行くべき先を示して頂戴・・・・


今度は20枚の羽がダークフェザーの周りを飛びまわりダークフェザーは目を閉じた。
その瞬間に1枚の羽根がボンッと消え、また1枚消えていった。


「多くの人が出入りする場所・・・何かを飲んでいる・・・?」
ダークフェザーは目を閉じながらまるで何処かを見ているかのように言う。

どうやら千里眼のようなもので、あらゆるどんな場所でも見ることが出来るのではないのだろうか?
ただ、見ることに羽根を1秒に1枚づつ消費してゆき見れたのが集めてきた20枚分の20秒間だけだった。


すべての羽根がなくなり魔法陣が消え、ウィリー・ドゥも動かなくなった。
ダークフェザーは地面に落ちているウィリー・ドゥを拾い上げ再び胸に抱いた。


「もしかして、『酒屋』か?」
さっきの占いに気づいたシャノワール。

ダークフェザーは首をコクリと頷いた。
「『酒屋』まで案内して頂戴」







アクロポリスシティという都市は上町、下町の2層に分かれており、
上町であるアップタウンと違い門や守衛がほとんどおらず無法者が多くいる。
さらに薄暗くここは陽の光すらも届かない。
映画館にいくつもの商店が並び機械音、蒸気音などが静かな下町を響かせている。

この下町の東側には酒場があって、看板娘である通称「マドンナ」が働く人気店がある。
4人組は、この酒場へと入る。

1月D


酒場の中は今日も賑わい繁盛していた。
マドンナは年始だというのに忙しく働き、店主はカウンターでグラスや食器を綺麗に磨いていた。

4人組は、この酒場のどこかにある指輪をくまなく探すため店内をウロウロと探し始めた。
棚の上、テーブルの上、下。

するとダークフェザーが「あっ」と言って一人の女性を指差し駆け出す。

「指輪を頂戴」
ダークフェザーは私と出会った時のように説明もせずに指輪を掴もうとした。

「あら、この指輪あなたのなの?」
身長差もあったのか、女性が指にはめている手を上にあげてダークフェザーの手が届かない位置まであげている。
そして、ダークフェザーの頭を逆の手で撫でながら言う。


「・・・む~・・・」
頬を膨らませ、機嫌悪そうに唸るダークフェザー。
「違うわ、私のじゃない」
首を左右に振る。

ムツキ、シャノワールも女性がはめている指輪を見て
「本当に見つかったな・・・」
「それを失くした人を知っているので、私たちが届けようと思うのだが・・・」
「構わないな?」
とシャノワール。

「北門の守衛さんに必ずお届けします」
とムツキ。


「そうねぇ・・・、それじゃあ、お願いするわ」
「困っているでしょうし、急いで届けてあげてね」
「きっと、喜んでくれるわ」
メガネをかけたインテリの美女は少しの間、私たち4人をジロジロ見て言った。
「・・・うん」
小声で言うダークフェザー。

4人が酒場を出るのを見送ると
「うん、あの子たちなら大丈夫」
「とてもいい子たちだもの」

「・・・」

「そうね。あんな子たちの先生になれたらきっと素敵ね・・・」
と呟くメガネをかけた女性。




北可動橋へ歩きながらシャノワールはダークフェザーを見ていた、そして、ムツキに聞こえない小さな声で聞いた。

「・・・ダークフェザー、君の羽根占いは、どんなものでも見つけられるのか?」
「例えば、誰か特定の人を探したりとか・・・」

「その人が、呪文を唱える声が聞こえるくらい近くで魔法を使えば確実にわかるわ」
ダークフェザーは少し唸り、手の平をシャノワールの前で闇属性の火をボッと出しながら言った。


「そうか・・・そのくらい近くにいるのなら」
「私でもわかるな・・・」
残念そうに言う。


「シャノワールさんはどなたか探していらっしゃるのですね?」
とムツキが聞いた。

小声で話していたのに聞こえたのかっという顔でムツキを見る。


「・・・ああ、ここにくる途中で姉妹とはぐれてしまったんだ」
「みんな、無事だといいのだが・・・」


「ふふ、思ったとおりです」
「シャノワールさんはとても優しいお姉さんなのですね」
ムツキは口に手を当てながら笑顔で言った。


「い、いきなり何を?」
照れながら目を逸らすシャノワール。

「私も守護魔の中ではお姉さんの方なのです」
「ただ、時々うっかりしてしまって心配をかけちゃいますけど」
えへっ。と言い自分の頭をポカッと軽くグーで叩く。

「私もシャノワールさんのように、しっかり者のお姉さんにならなければ、です!」


「・・・自慢にはならないが私もひどく、妹たちに心配をかけてしまったことがある」
「言っておくが私は別にうっかりしていてそうなったわけではないからな」
っとついでに言う。


「ウィリー・ドゥが『早く北可動橋へ行こう』って言ってるわ」
2人とも頷くと北可動橋へ走りだした。







再び北可動橋へと辿りついた4人組はさっそく守衛に話しかける。

1月B


「また君か・・・何度来ても『通行証』を持ってない人を通すわけにいかないんだ」
どうやらダークフェザーのことを言っているらしい。
無理やり通ろうとして止められた絵が容易に想像できる。


「はい、これ」
ダークフェザーは小さな手で守衛に指輪を渡す。

「ん?あ、これは!!いったいどこで!?」
やはり指輪を失くして困っていたのか。


「酒屋」
とダークフェザーの一言。

会ってから思うがダークフェザーの説明は必要最低限にも達しっていないほど少ない。


「酒屋?あ・・あぁ~あの時外して、そのまま忘れてたのか・・・」

すぐさま探して持ってきてくれたことを理解してくれた守衛。


「街に入れてくれるかしら?」
通してもらうことを前提で話を進めてしまっているダークフェザー。


「う、う~む。それとこれとは・・・」
困る守衛。

確かに別問題だ。


「ん・・・なんか羽毛が・・・?」
ダークフェザーがまた無理やり通るのを阻止しようと守衛が抑えるが、そのときに守衛の鼻に
ダークフェザーの黒い羽根がくっつき・・・


「ふぁふぁ~ふぁっくしょ~い!!てぇやんでい!」
と大声でくしゃみをする守衛。


(びくぅ!)
驚きのあまり学校の時のように再びモンスターの姿になってしまったダークフェザー。


「き、君はモンスターなのか!?」
警戒心がより一掃強くなってしまった守衛。


「・・・」
ダークフェザーは身動きせずに黙ってしまった。


「まずいなどうするムツキ?」
後ろから見ていたシャノワールとムツキ。


「お、おち、落ち着きましょう!」
「落ち着いて・・・そう、落ち着いてお餅でも食べて・・・!」
慌てて魔法でお茶とお餅を出すムツキ。


「君が落ち着け!逃げるか?」
いつでもダークフェザーとムツキを引っ張って逃げる準備をするシャノワール。

「・・・ってことはこの指輪もニセモノ!?」
「・・・いや、本物だ。間違いない」
指輪を自己鑑定するが自分の物だと判別する何かがあったのだろうか。
すぐさま自分のものだとわかったみたいだ。

その後、人の姿に戻ったダークフェザーをじっと見つめる守衛。

「・・・君、この街に何しに来たんだ?」
少し落ち着き、職質する守衛。

(びくっぅ!)
足元を見ながらブルブルっと振るえながらしゃべりだしたダークフェザー。

「・・・わ、わたしは・・・ヒトのこと知りたくて・・・」
「・・・ヒトと一緒に・・・」
もはや泣きそうな顔で言葉を切れ切れに言う。


「・・・・」
守衛は一息ついて黙り、そして、ダークフェザーの身長と合わすようにしゃがみこむ。


「何度もいうが通行証を持ってない者を通すわけにはいかない」
「・・・だから、私が君の『通行証』を発行できるよう手配しておこう」

「・・・『つうこうしょう』くれるの?」
少し顔を上げて守衛を見る。


「その代わり約束してくれ」
「街で悪さをしないこと!揉め事起こさないこと!!友達と仲良くすること!」
守衛は指を1本、2本、3本と出していき優しく言った。


「する、約束するわ」
コクリと首を縦に振り頷いた。


「指輪を届けてくれてありがとう。・・・とても大事なものなんだ」

「そんな大事なものをどうして失くすのかしら」
「私だったらウィリー・ドゥを絶対失くさないわ」
「あなた、バカなの?」


「・・・もう1つ約束してくれ」
また一息ついて守衛は改めて言う。

「むやみに人を『バカ』と言わないこと!」


「・・・約束する」
さっきの倍以上はコクリと縦に首を振るダークフェザー。

守衛は立ち上がり
「通行証の発行には少し時間がかかる」
「あとで私のところに取りに来なさい」
「それまでアップタウンを見学してくるといい・・・特別だぞ?」
と通ることを許可した。

「・・・・」
少し黙り顔をあげて
「『ありがとう』ってこういう時に使えばいいのよね?」

頷く守衛。

「ありがとう」
「不思議ね。この言葉ってヒトに言われても自分が言っても心が温かくなるわ」
「どうしてかしら?」
不思議そうに聞く。

「うむ、その気持ちを忘れないように、な」

ダークフェザーは頷きまた、『ありがとう』と言いアップタウンへと入っていった。


「ありがとうございます守衛さん」
後ろの方で見ていたムツキが現れお礼を言った。

「ムツキちゃん?」
「そうか、あの子、君の知り合いだったのか」
「正直な素直な子みたいだしムツキちゃんが一緒にいれば信用できそうだな」
ダークフェザーの後姿を見ながら言う。

「だが、もし何か起こったら・・・」
「私は任務に従って行動するからな」
「しっかり面倒を見てあげてくれ」
キリッとした顔で言った。


「はい!お任せくださいませ」
笑顔で答えるムツキ。

「さあ、早く追いかけないと見失うぞ」
シャノワールも出てきてダークフェザーの後を追いアップタウンへと急ぎながら言う。

「あっ!待って~!それでは、守衛さん」
と言いお辞儀をしてアップタウンへと走っていった。







アップタウンの黒の聖堂前の噴水広場に戻ってきた。
しかし、あの時と違い空は暗くなり、もう夜になっていた。

そんな暗い街明かりの中、私とムツキとシャノワールはダークフェザーとはぐれてしまった。


「ダークフェザーさん、どちらにいらっしゃるのでしょう・・・心配です・・・」
オロオロと左右を行ったり来たりするムツキ。

「ムツキー見つけたぞ~」
遠くのほうでシャノワールの声がした。
どうやらダークフェザーを見つけたらしい。

しかも何か言い合ってる。


「どうして、拾っちゃダメなのかしら?」
「ウィリー・ドゥも欲しいって言ってるわ」
とダークフェザー。

「あれは落ちているのではなく意味があって置かれているものだからだ」
とシャノワール。

「ふ~ん・・・ヒトって不思議なことするのね」
ゆっくりと歩きながらムツキと私のもとへと向かってきた。


「どうかしたのですか?」
ムツキが質問をした。

「ダークフェザーがゴミ箱を持って行こうとしてな・・・」
シャノワールが近くにあるゴミ箱を指差す。

「私とウィリー・ドゥのお家にちょうどいいかと思ったのに」
さすがに夜だし泊まるところが無いとはいえ、ゴミ箱は・・・

と苦笑いするムツキと私。

すると、また遠くのほうで声がした。
「話は聞かせてもらったわ」
暗い街角から現れたのはダウンタウンの酒場で出会い指輪を持っていたメガネをかけた女性だった。


「あなたは酒屋にいらっしゃった・・・」


「アミスよ。ごめんなさい、盗み聞きみたいなことをして・・・」
「私もまだこの街に来たばかりだからあなたのことが気になっていたの・・・」

あなたっというのはダークフェザーのことだろうか。
ダークフェザーの顔をじっと見つめいていた。

「ダークフェザーちゃん、もし、行くところが無くて困っているのなら私のところに来ない?」

「ウィリー・ドゥも一緒でいいの?」
抱いているぬいぐるみウィリー・ドゥを両手で持ってアミスに見せる。


「ええ、もちろんよ」
「お友達も一緒にいらっしゃい」
「私の飛空庭、広さだけは十分だから」
ドンッと胸を叩くアミス。


その二人の会話の裏でヒソヒソと声が聞こえた。
「(ひそひそ)・・・どうする?」
ムツキに相談するシャノワール。


「(ひそひそ)親切そうな方ですけれど」
「ダークフェザーさんがヒトではないことを知ったら・・・」
ムツキは心配そうダークフェザーを見る。

そんな心配を他所にダークフェザーの答えは実にあっけなかった。
「いいわ。別に困ってないけど行ってあげる」
軽く頷く。


「決まりね。あなたたちもどうぞ」
私とヒソヒソ話するシャノワールとムツキにも言う。

「それじゃあ、私の飛空庭へ!」
アミスはロープを出し飛空庭へと招待した。






ロープで飛空庭へと登ると確かに広さは十分といえるほどあるし中央には花壇がある。
それに黒板、ピアノまである。


1月E


「ようこそ、私の飛空庭へ」
アミスは4人を手招きした。


「た、高いわね・・・ここまで高く飛んだことないわ・・・」
下を見下ろすダークフェザー。

「す、少し怖いですわ」
脚が振るえているムツキ。

「いい眺めだな。見てみろ。アクロポリスがあんなに小さい」
シャノワールは全然なんともないみたいだ。
ムツキの巫女服の袖を引っ張り無理やり見せようとするがムツキは微動だにしない。

「ひ、引っ張らないでくださいませ・・・!」
ムツキの顔は段々、真っ青になっていく。


「・・・アミス?頭に何か乗っているみたいだけど」
ダークフェザーがアミスの頭の上に乗っているプルルを指差す。


「この子は『ぷるぷる』よ」
「私のお友達なの」
アミスがプルルを撫でながら紹介する。

「ぷるぷるっ」
ぷるぷるはクネクネ動く。

「さわってもいいかしら?」
ダークフェザーは片手をウィリー・ドゥから離して手を動かしながら触りたがっていた。

「デリケートな子だからそっと撫でてあげてね」
アミスは少し、しゃがみこみダークフェザーに触れるようにした。


「ぷるっ!ぷるぷるっ」
ダークフェザーは小さな手で優しく撫でてあげた。

「・・・ぬるぬる、もちもちね。ぷるぷるしてるわ」
手がぬるぬるになり自分の服で手を拭きながら言った。


「でしょう?だから『ぷるぷる』なの」


「どうして『ぬるぬる』じゃないの?」
ダークフェザーは首をかしげる。


「ぷるっ!ぷるるっ!!」
ちょっと怒り気味で何か言ってる。

「この子がね名前は『ぷるぷる』がいい、って」


「ぷるぷるっ」
くねくねっと体を動かしながら頷く。

「その子が何を言ってるかわかるのね。すごいなぁ・・・」
また、ぷるぷるに触るダークフェザー。

「小さいころから一緒だから、なんとなく気持ちがわかるのよね」
「実はあなたを気になったのはこの子が興味をもったからなのよ」

何度も何度もぷるぷるを撫でるダークフェザー。
意外と触り心地は良いみたいだ。


裏ではまたヒソヒソとシャノワールとムツキが話していた。
「(ひそひそ)この方ならダークフェザーさんの正体を打ち明けても・・・?」
と今度はムツキが相談していた。

「(ひそひそ)たぶん、大丈夫だとは思うが、ばらすかどうかはダークフェザーが決めることだろう?」
聞き返すシャノワール。



「さて、じゃあ、改めて紹介するわね」
すくっと立ち上がるアミス。

「私はアミス、教師になるためにアクロポリスに来たの」
「でも、平原の学校は、冒険者さんのための学校だったみたいなのよ」
「私は冒険なんてしたことないし・・・」
たしかに、あの学校は初心冒険者のための学校であり実習するのは戦い方などだ。
学問を学ぶための学校はファーイーストシティにあるくらいだ。


「だから、家庭教師になろうと思って生徒になってくれる子を探していたの」
「体育はちょっと苦手だけど、算数、国語、理科、社会」
「なんでも教えてあげるわ」


「私、この世界のことをいっぱい知りたいの、だから、生徒になるわ」
ダークフェザーは自分がモンスターだと忘れてしまっているくらい快く承諾した。

「ありがとう、ダークフェザーちゃん」
「あ、それと、これからはわたしのことをアミス先生、って呼んでね」
そう言ってダークフェザーの頭を撫でるアミス。

「もう、いちいち頭を撫でないでくれるかしら?」
「・・・むー・・・」
酒場のときも不機嫌そうにしていたのは頭を撫でられるのが嫌だったからか。


「あ、アミス先生」
「私も先生の生徒にしていただけませんか?」
「私は他のお勤めがあるので毎日これませんけれど・・・」
手を挙げて生徒に志願するムツキ。

「もちろん大歓迎よ!いつでもいらっしゃいね!」

ムツキの袖を引っ張るシャノワールはまたヒソヒソ話を始める。
「(ひそひそ)ムツキどういうつもりだ?」


「(ひそひそ)ダークフェザーさんのことが色々心配で・・・」
「こうすれば、何かあったときにも傍にいられるかと・・・」


「(ひそひそ)なるほど、そういうことか・・・」


そう理解するとシャノワールも手を挙げて
「アミス先生!私も時々でいいから生徒にして欲しい」
と志願した。

私も同じように生徒にしてくれるように志願しました。

「ありがとう!わからないことがあれば、何でも聞いてね!」
笑顔で答えるアミス先生。


「ムツキ、シャノワールここまで付き合ってくれてありがとう」

「あなたもありがとう」

「アミス先生、生徒にしてくれてありがとう」

「ぷるぷるもありがとう」
次々と感謝の言葉を言うダークフェザー。


「不思議ね。いくら言ってもありがとうという気持ちが全然減らないの」
「アミス先生どうしてかしら?」
さっそく先生に質問をする。


「それはね、先生たちもダークフェザーちゃんと出会えたことが嬉しくて」
「『ありがとう』って思っているからなの」
アミス先生はまたダークフェザーの頭を撫でる。


「ウィリー・ドゥもありがとう」

「守衛の人もありがとう」

「みんな、ありがとう・・・!」
ダークフェザーは満面の笑顔で言う。
彼女の『ありがとう』は感謝と嬉しさで溢れていた。

ダークフェザーの気持ちの中で、大きく変わる瞬間であり、ヒトとして、モンスターとしての成長でもあったのだろう。
『この気持ち』は誰のために言う言葉か。
何に対して思う気持ちかを忘れてはいけない。

ヒトとしての友人たちの『絆』はそこから結ばれていくのだから。

この思いと絆が何かを呼び覚ましたのか。
突如、天空の彼方から一閃がほとばしる。

まるでカメラのフラッシュが出たかのような閃光だった。





10(終節)


「・・・?」
その場にいた誰もが謎の光に反応した。


「今、空で何か光ったわ」
とアミス先生が空の彼方を見続ける。


「雷、でしょうか?」
ムツキが冷静に分析する。


「私、今の光を知っている気がするわ」
「そうよ、ずっと私を呼んでいたのは、きっと、あの光・・・」
「でも、もう見えなくなっちゃった・・・」
少し残念そうに空を見続けるダークフェザー。


「・・・!今のは・・・!もしかして・・・!」
一人だけ気がついたのはシャノワールだった。


「シャノワールちゃん何か心あたりがあるの?」
アミス先生は問いだす。

「・・・・いや気のせいだ」
「それはともかく私を『ちゃん』付けで呼ぶのは勘弁して欲しい」
顔は笑顔だが変な汗を出すシャノワール。


「それと私も子供じゃないんだから『ちゃん』付けは・・・」
ついでに言うダークフェザーだったが無視され頭を撫でられる。

「・・・むー・・・」
頬を膨らませるダークフェザー。
だが、友人たちと先生に囲まれた幸せそうな彼女の顔は素敵な笑顔だった。




004.jpg






第1章 おしまい



あとがき-

最後まで読んでいただきありがとうございました。
少し長くなりましたが実際の絆の樹のイベントの通り書きました。
多少、私がアレンジしましたけどね。
占いのとことか(笑)
なんか、ゲーム内で読んでいて実際だと登場人物たちはこんなことやっているのかな~?
とか思いながら書きましたので、楽しんで読んでいただければ幸いです。

もちろん長いので番号を振って分けましたので
少しづつ読むほうもいいかもしれません。
さて次回ですが、第2章も書くかどうか未定です・・・
事実、12月までやれるのかわかりませんが、
時間ありましたら書いていこうかと思います。
三日坊主ならぬ、三ヶ月坊主にならぬよう祈ってて下さい(笑)
それでは・・・

最後に、明けましておめでとうございます。
そして、ありがとうございました。


著者:レーヴェリス
(セリフは本編のを抜粋)
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